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ヤマトグループ、後払い決済サービス開始

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ヤマトグループは、1月20日から、通販・ネット販売をターゲットにした後払い決済サービスのテスト展開を始める。ヤマト側が事業者に顧客の商品購入代金を立て替え払い、顧客に請求する仕組みで、顧客は商品を確認してから代金を支払え、ネット販売事業者側も代金回収の手間が省けるメリットがある。国民生活センターによると、顧客が代金を支払ったのに商品が届かない、注文した商品と違うものが届いたなど前払い式決済に関するトラブル相談が増えている状況だが、後払い決済の導入で顧客が安心してネット販売を利用できる環境を整備。通販・ネット販売市場の拡大と「宅急便」および付随サービスの利用拡大につなげる。

ヤマトグループが今回テスト展開する「クロネコ代金後払いサービス」は、ヤマトフィナンシャルの「宅急便コレクト」の利用契約を結ぶ事業者向けに展開。サービスの提供主体は、売掛取引決済サービスなどを行うヤマトクレジットファイナンスで、YFCが販売代理店として営業活動を行い、通販事業者はYCFと加盟店契約を結ぶ。

 サービスの概要としては、商品購入時に後払いを選択した顧客に「宅急便」での商品配達完了を確認した後、YCFが請求書を郵送し通販事業者に商品代金を立て替え払いする。顧客は請求書発行2週間以内にコンビニか郵便局で代金を支払う仕組みで、顧客の与信審査はYCFがBtoB向けサービスで培ったノウハウを活用。未払い顧客への督促もYCF側で行う。

 料金プランはA(月額固定費4万8000円、決済手数料・請求金額の2・9%)、B(同2万円、同3・6%)、C(同5000円、同4・4%)の3パターンがあり、通販事業者が販売状況に応じて選択できるよう工夫。このほかに請求書の発行手数料(1取引につき190円)が必要になる。

 ヤマトグループでは、YFCが中心となり通販・ネット販売向けの多彩な決済サービスを提供しているが、さらにYCFの後払い決済の展開で、顧客が初めての通販・ネット販売でも安心して利用できる環境を整備。事業者に対しても未回収リスクをなくし、請求書発行や入金確認、代金回収などの手間を軽減するサービスの提供で本業に専念できるようにする。

 「クロネコ代金後払いサービス」については、4月をメドに請求書を商品に同梱するオプションの導入を予定しており、10月から本稼働とする計画。市場の拡大が続くネット販売ではクレジットカードなどの前払い決済の利用が多いが、ヤマトグループの後払い決済参入で認知度が高まり、主流の決済手段となっていく可能性がありそうだ。

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