Home > 企業動向 > スクロール  中期計画を公表、3年後売上高800億円に

スクロール  中期計画を公表、3年後売上高800億円に

 スクロールは5月7日、2014年3月期から3カ年の中期経営計画を公表した。最終年度にあたる16年3月期の売上高は800億円(13年3月期比28・6%増)、営業利益は27億円(同129・6%増)、経常利益は30億円(同98・2%増)、当期純利益は18億円(同592・3%増)を目指す。同社では、昨年10月に中期経営計画の見直しを公表。消費税の増税後は消費環境が一段と厳しくなることが予想されるため、増税前の14年3月期に販促費を積極的に投入する。


 同社では、昨年9月に有利子負債を完済し、実質的な無借金経営となったことで「大規模な投資が可能な状況になった」(堀田守社長)と判断。さらに、15年3月期には消費増税や円安によるマイナスの影響が予想されることから、効果が見込める14年3月期に衣料品通販や化粧品・健康食品事業などに投資を行う。

 13年3月期の広告宣伝費は114億8100万円だが、今期は25億円の販促費を追加で投資する。25億円の内訳としては、シニア向けカタログの「ブリアージュ」に8億円、基幹カタログ「ラプティ」に2億5000万円、生協事業に5億5000万円、ハイマックスに6億5000万円、エイチエーシーに2億5000万円となる。

 13年3月期の連結業績は、売上高が前期比4・5%増の622億1500万円、営業利益は同45・9%減の11億7600万円、経常利益は同39・9%減の15億1400万円、当期純利益は同54・8%減の2億6000万円となった。夏・冬衣料品が堅調に推移したほか、ハイマックス・AXESを連結子会社化したことで増収となったものの、広告宣伝費・人件費・のれん償却・システム投資など、販管費の増加で2桁減収となった。また、今年1月に発生した物流システム障害の影響で約10億円の特別損失を計上、当期純利益は大幅減となっている。

 セグメント別では、通販アパレル事業の売上高は前期比0・8%増の241億4700万円、セグメント利益は同34・2%増の8億5800万円と好調だった。一方、通販インナー事業は同2・3%減の102億1100万円、セグメント利益は同54・1%減の2億9300万円と減収減益。家具・雑貨の通販LF事業は売上高が同10・2%増の148億6500万円、セグメント利益は同73・9%減の2億円だった。化粧品・健康食品の通販H&B事業はM&Aの影響で、売上高は同34・9%増の69億9800万円となったものの、セグメント損失が2200万円(前年同期は8200万円の利益)となっている。

 前期はブランド品販売のAXESや健康食品のエイチエーシーを子会社化したほか、物流インフラや基幹システムの構築を推進。

 また、今年4月1日にはインドネシアに事務所を開設した。同社では「人件費が高騰する中国で生産するよりも10%以上のコストメリットが出る。中国に次ぐ直貿の拠点にすることで、16年3月期には全体の輸入額のうち、20%をインドネシアから輸入するようにしたい」(堀田守社長)としている。


Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.tsuhanshinbun.com/mtos-admin/mt-tb.cgi/2071
Listed below are links to weblogs that reference
スクロール  中期計画を公表、3年後売上高800億円に from 通販新聞

Home > 企業動向 > スクロール  中期計画を公表、3年後売上高800億円に

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ