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ロイヤルの「Z-CRAFT」  多店舗展開で売上増、「ベイスターズ」に期待も

 3-1.jpg靴製造販売のロイヤルが運営する通販サイト「Z―CRAFT(ズィークラフト)」が好調だ。近年は人気サンダル「クロックス」をテコに業績を伸ばしており、2012年9月期のネット販売売上高は50億円で、今期も増収となる見込みだ。同社では、早期に100億円まで伸ばしたい考えだ。

 同社は靴などの卸・小売り企業で、名古屋市などの実店舗や通販サイトで商品を販売しているほか、海外有名ブランドの代理店やオリジナルブランドの製造も手がけている。

 近年は多店舗展開に力を入れており、昨年6月にはDeNAの「DeNAショッピング」に出店した。これまで出店していなかった理由について、ロイヤルの近藤武志直営本部部長は「(同モールは)若年層が多く、ファミリー層が主要顧客の当社には合わないと考えていた」と説明。その上で「ベイスターズ買収でDeNAの知名度が上がってきたほか、在庫管理に手間がかからないようになったことで出店を決めた。他モールとAPIでつないで在庫連動ができるようになり、注文から在庫数の反映が数秒で済むようになった」と話す。今後はアマゾンへの出店も予定する。

 DeNAの「ベストショップ大賞2012」では「新人賞」を受賞。近藤部長は「モバゲーユーザーと野球ファンの取り込みに期待したい」という。

 モバゲーについては「サラリーマンが多く使っているという印象があり、積極的に取り込んでいきたい。購買につなげるには難しい部分もあるだろうが、年齢のほか、既婚・未婚、職業などゲームユーザーのIDをセグメント化し、対象となるユーザーだけにバナー広告を配信できるようになれば面白い」(近藤部長)。

 アメカジからスタートした同社にとって、野球好きの多い「30代後半~50代の男性」はメーンの顧客となる年齢層だ。スポーツニュースで毎日「DeNA」の名前が露出し、社名の知名度はこうした年代の消費者にも格段に上がっている。「ベイスターズのオーナーであるDeNAのモール」に加え、「新人賞を取った店」を武器にすることで、まだZ―CRAFTを知らない消費者にアピールしたい考えだ。

 例えば、テレビとの「連動」に期待したいという。テレビを見ながらスマホを操作するユーザーは多い。「メールを配信するのは難しい時間帯だが、ベイスターズが出てくる深夜のスポーツニュースと同じ時間帯に何か露出したり、あるいはニュース内でDeNAにモールのCMを流してもらえばかなりの集客効果があるのではないか」(同)。

 近藤部長は「当社は輸入ブランド品を扱っており、安心感を持って買い物をしてもらうことが非常に重要で、そういう観点からDeNAを活用していきたい。『ビッダーズ』から『DeNAショッピング』に改称したことも大きいのではないか」と話す。

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