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第58回通販・通教売上高ランキング「300社売上高」 6.5%増で5兆円迫る

0111.jpg 通販新聞社が2012年7月に実施した「第58回通販・通教売上高ランキング調査」によると、上位300社の合計売上高は4兆8543億3600万円と なった。11年7月の同期調査と比較すると、市場規模は6・5%増。なお上位200社の合計売上高は4兆5777億円で、前年同期調査から6・3%増だっ た。。(※本サイトでは1~40位までのみ掲載。41位~300 位および、利益率・増収率ランキング、健康食品・化粧品・食品・衣料品など商材別ランキングは本紙のみに掲載しております)
カタログ通販が堅調

 11年7月の同 期調査と比較すると、今回の上位300社の売上高は4兆8543億円で、6・5%の増加だった。伸び率はやや鈍化したものの、拡大基調は今年も続いたこと が分かる。新たに調査の対象となったネット販売企業が一定数あることを考慮しても、市場規模は拡大したといえる。

 上位40社をみると、増収は24社で減収の10社を大きく上回った(残り5社は増減不明)。昨年は増収25社に対し、減収は10社だったため、ほぼ前年並みとなる。

 今年も1位はアマゾンジャパン(売上高は本紙推定)となり、2位以下を引き離した。ヤマダ電機やヨドバシカメラといった日本を代表する小売企業も同社を意識しており、今後どこまで伸びるかが注目される。

 近年市場をけん引するネット企業の中では、スタートトゥデイや爽快ドラッグなどの伸びが目立つ。一方で家電通販のストリームやユニクロは二桁減となり、明暗が分かれた。

 伸び悩みが続いていた大手カタログ通販企業の業績は堅調に推移。ニッセン・千趣会・ベルーナ・セシール・ディノス・スクロール・フェリシモが増収を達成した。昨年は3月に東日本大震災が発生したものの、業績には大きな影響はなかったようだ。

 前期も好調に業績を伸ばしたネット企業が多かったが、その一方で淘汰の動きも出てきている。楽天が5月に衣料品ネット販売のスタイライフに出資し筆頭株主となったのに続き、ケンコーコムも買収した。

 拡大するアマゾンへの対抗策とみられるが、大手による寡占化が進めば中小ネット販売企業への影響は必至。当日配達などのサービス競争も過熱化しており、大手カタログ通販企業も含め、こうした動きにどれだけ対応できるかも今後の課題となりそうだ。

1000億円超は9社

 売上高1000億円を超えたのは9社で昨年かと同じだった。10位ベルーナも来期は1000億円を超える見通し。出遅れていたネット販売が急拡大しており、今期は若年層向けブランドの拡大に向けてテレビCMも放映する予定だ。

  上位10社の顔ぶれは昨年と替わっていないが、1位アマゾンジャパン(本紙推定)は物流拠点を全国各地に開設するなど、事業は好調に推移しており、前期売 り上げは大きく増えているもよう。10位以内で増収となったのは8社で、昨年の7社から増えた。2桁減収となった4位ジャパネットたかたは、昨年7月の地 上デジタル放送への完全移行に伴い、需要が急減した薄型テレビの売り上げが不振だった。

 11位~40位では、スタートトゥデイやMOA、ワタミが新たにランクインした。スタートトゥデイは期初計画こそ未達に終わったものの、高い成長率はキープ。地デジへの移行時期に決算期を迎えたMOAは薄型テレビが好調、ワタミは宅配事業が大きく伸びた。

 楽天市場やヤフー!ショッピングの大賞常連である上新電機(同)は前期も売り上げを伸ばしたとみられる。一方で、送料無料キャンペーンや当日配達を開始したヨドバシカメラは微減にとどまった。

 通販・通教売上高の上位300社を10位ごとの階層で区切った場合の売上高シェアが右表。上位10社で全体の37%を占めており、前年7月の調査を1ポイント上回った。上位20社の合計は49%で、前年同期と変わらなかった。

表の見方

  「第58回通販・通教売上高、利益率ランキング」は、通販新聞社が2012年7月に行ったアンケート調査を基に作成。調査用紙は通販・通教実施企業500 社に送付。非回答企業は「週刊通販新聞」「月刊ネット販売」での取材データや、企業情報などを参考にした。民間調査機関の調査資料などを基に本紙推定値 (「※」)を算出。

 「前期実績」の調査期間は11年6月から12年5月までに迎えた本決算。「今期見込み」は12年6月から13年5月に迎える決算期が対象。
  表の数値は、通販・通教のみの売上高と営業利益を掲載。原則として店頭や卸を含む数値は含まない。例外は注釈として「◎」を付けた。連結決算の数値は社名 右欄に「連」と示した。前の期の数値が判明しない企業や変則決算で数値が比較できない企業の増減率は掲載しない。表中◎印が付く企業は以下の事情による (○内の数字は各調査のランキング順位)。

■売上高ランキング
(2)ベネッセコーポレーションは雑誌等含む単体の数値。(9)大塚商会はオフィス用品通販の数値。
(14)サントリーウエルネスは全社売上の数値。(15)デルは個人向けの推定。(16)オークローンマーケティングは卸等を含む総売上高。(17)スクロールは通販アパレル事業、通販インナー事業、通販非アパレル事業の合計。(18)カウネットは商品調達部門を除いた通販売上。(22)日本生活協同組合連合会は通販本部における全国生協へのカタログ、商品の卸販売額。(23)ユーキャンはアイエムエスなどを含む。(25)イトーヨーカ堂はネットスーパーの売上高。(36)MOAは卸を含む。(37)ワタミは宅食事業の売上高。

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