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【ヒットの裏側】 エスキュービズムAEU  家庭向け栽培キットが好調な出足

 8-1.jpgシステム開発のエスキュービズムの子会社エスキュービズム・アグリエナジーユニティがこのほど販売開始した一般家庭向けの野菜栽培キットの出足が好調だ。LEDライトの光と液肥を使い、種から無農薬の葉モノ野菜を育てるというもので、3種類のケースの中から大きさ別に選べる。開始間もなく多くの注文を受けたため、現在は予約販売に切り替えている状況。同社では、食の安心・安全への意識が高まるなか、自宅で簡単に無農薬野菜が栽培できる商品の需要は高いとみている。


 商品は「箱庭栽培」。ケース、LEDライト、液肥、種などがセットになっており、上からLED光を当て、ケースの中で液肥を用いて種から無農薬野菜を育てるというもの。成長までは3~4週間程度。種はベビーリーフやハーブ、レタスなどおよそ50種類で、栽培に必要な光量の関係から、葉モノに特化して販売していく。透明なガラスケースになっているため、観葉植物のような観賞用としての利用も想定している。

 主要ターゲットは都市部に暮らす30代などの若い層。近く専用のSNSを開設し、ユーザー間で栽培方法などの情報をやり取りする場に育てる方針だ。

 価格は3種類で、一番小さいケース(10センチメートル×10センチメートル×10センチメートル)の「ミニ」は5800円からで、「スタンダード」(30センチメートル×30センチメートル×30センチメートル)が9800円から、最大の「ラージ」(60センチメートル×30センチメートル×36センチメートル)は1万9800円から。年間1万個の販売を目指す。

 商品の調達はネットを使ってBtoBで少量ずつ仕入れ、在庫リスクを低減する。販路を通販サイトに絞ることで、販売からカスタマーサポートに掛かるコストを削減。一連の流通をオンライン上で完結させることで、相場に比べて大幅に価格を下げている。



 エスキュービズムは、通販サイト構築パッケージなどを手がけているが、「システム化されていない分野は開拓の余地がある」(薮崎社長)と、今年4月に農業やエネルギーに関する事業を専門に扱う子会社アグリエナジーユニティ(AEU)を設立。「箱庭栽培」は第一弾の取り組みとなる。

 同商品は5月28日の販売開始後、一般紙に取り上げられたこともあり、日に数十件の受注があった。想定外の注文の多さから、商品の供給が間に合わない状況となった。さらにパーツの改良などもすることになり、現在は予約販売に切り替えている。早ければ、7月から供給が再開できる見込みという。

 AEUによると、東日本大震災による原発事故を受け、消費者の食に対する意識が変化するなか、自宅で栽培する無農薬野菜への需要は高いと手応えを感じている。今後は同社が工場の中で種から苗を育て、ある程度発育させてから販売していくことも検討している。

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