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スクロール 輸入化粧品を自主回収、薬事法違反が発覚

 スクロールは8月6日、子会社で化粧品のネット販売を手掛けるイノベートが販売した輸入化粧品を自主回収すると発表した。一部商品に薬事法に定める表示違反があったため。顧客にはメールなどで回収を呼びかける。なお、違反があった時期は、スクロールがイノベートを子会社化する今年4月以前。スクロールでは、違反はイノベートの前経営陣主導で行われていたとして、損害賠償請求などを検討している。

 7月に島根県の浜田保健所から指摘があり、07年12月から今年3月まで、イノベートが仕入れた一部の輸入化粧品に表示違反があったことが発覚した。違反の内容は、日本語訳の成分表示シールが貼られていなかったこと、本来は仕入れ先で貼るべき日本語訳の成分表示シールを、化粧品製造業の資格がない同社が作成し、貼り付けていたことの2点。スクロールによれば、当該商品は6月頃まで販売されていたという。なお、商品の品質に問題はない。

 当該商品は複数にのぼり、イノベートの通販サイト「コスメランド」で販売された数は数万点に及ぶもよう。このうち、どれだけ表示違反があったかについては「判然としない」(スクロール経営企画部)としている。顧客に対してはメールなどで回収を呼びかけるが、販売履歴がすべて残っていないことから、回収には時間がかかるとみられる。

 スクロールでは、違反はイノベート前経営陣の主導で行われていたとみており、前社長の吉本雅則氏らに対し、損害賠償請求などを検討している。なお、スクロールが子会社化した当時は、旧イノベート出身の中野恵里子氏と石原かおり氏が常務取締役を務めていたが、「問題が発覚した先月中に、一身上の都合で辞任した」(同)という。

 イノベートの2009年10月期の売上高は60億9900万円で、ネットを中心に事業を展開する化粧品通販としては最大手。並行輸入の化粧品の安値販売などで急成長していた。

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