- 2010年7月26日 11:28
- 媒体研究(紙・電波)
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同社は、趣味と生活に焦点を当てた雑誌が特徴。定期刊行物とムック本を合わせて年間約500冊を発刊するなど、スピード感を武器に新しいライフスタイルを提案しており、「読者サービスの一環として通販を強化している」(大沼篤志WEBメディア推進部部長)。
通販は、ポータルサイト「サイドリバー」(画像)で展開。自社サイトのMDは、人気雑誌の編集者が取材先のメーカーと作るコラボ商品などが主体で、これにメディア推進部が商品数やサイズ展開などを過去の実績から後方支援して展開している。
昨年は、4~7月にかけて自社サイトのコストダウンを図る目的でシステムを変更したほか、委託先の物流企業も変え、バーコードを活用した商品管理体制を整備。
また、商品面では、他社サイトでも手に入りやすい商品はふるいにかけ、付加価値商品の比率を高めたことなどで、収益力が高まったという。
通販サイトへの集客強化策としては、入り口となるサイトを増やしており、自社刊行物を冠にしたサイトを増やして物販の拡大につなげている。
例えば、昨年開設した男性向け総合誌「ライトニング」サイトをはじめ、ハーレー専門誌の「クラブ・ハーレー」や男性ファッション誌「セカンド」などで媒体専用サイトを開設し、これが雑誌とネット販売の売り上げにつながった。
今年一番のヒット商品は1~2月に販売した釣りのルアー。ルアーメーカーの代表でバスフィッシングのプロでもある今江克隆さんがプロデュースした商品は、初回販売分3000個が即完売したため追加生産し、最終的に約1万1000個を販売したという。
ただ、顧客はレアな商品を求める傾向にあるため、多くのコラボ商品については限定数量で販売するなど、「商品価値を下げない売り方をしたい」(大沼部長)とする。
今期は、各雑誌の読者ハガキのウェブ化を推進。読者情報を収集してメルマガなどを配信し、関連ムックの紹介と物販への誘導を図る。
また、昨年11月初旬から実施している送料無料キャンペーンが好評で、09年度の会員数はこうした施策が奏功して前年比30%程度増えており、送料無料はすでに今年9月末までの継続を決めている。同社では09年12月期の通販売上高(雑誌のネット販売含む)は4億円規模で黒字化を達成、今期は5億円程度を目指す。
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